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『ビジネスモデル・ジェネレーション  ビジネスモデル設計書』

神開の書棚 お勧めする書籍
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アレックス・オスタ―ワイルダー&イヴ・ピニュール著
『ビジネスモデル・ジェネレーション
 ビジネスモデル設計書』(翔泳社、2012年)

「座右の書は何ですか?」と問われれば、
その時によって答えはいろいろ変わりますよね。

僕にとってこの一年くらいに関して言えば、
この本をおいて他にありませんでした。

 

ここ一年、ほぼ毎日どこかのページを開いてきました。

 

しかし断っておきますが、この本、

けっして読みやすい本ではありません。

 なんせ300ページ近くある大著の上に、

横長の大型本で、その重さは(今測ってみたところ)・・・・

 

なんと800グラム

 

読書とトレーニングが一緒にできます。

 

そして中身はというと

ページによってフォントやレイアウトが変わるなど、
書籍編集のルールを無視した自由奔放な作りは、
独創的と言えばそうなのかもしれません。

 

僕のような「寝ころびながら読書」派にとっては、
端的に「読みにくい」の一言。

 

しかし、それにもかかわらず本書が座右の書である所以は、

世界45か国、470人による「ビジネスモデルキャンバス(BMC)」

の実例が記されてあるからです。  

 BMCは、イノベーションを伴うビジネスモデルを構築する手法として、

新規事業関連の本などでは、
必ずと言っていいほど登場するフレームワークです。

 

その要諦は、下図に記した9つの要素にビジネスアイデアを分解し、

深いレベルで顧客や販売チャネル、パートナー、

収入の流れや原価構造を理解することにあります。

様々なBMCを見ることで、

ビジネスモデルの設計から実行までを、

系統的に学ぶことのできる本書は、
「起業の科学」を体得するための必読の一冊と言えます。

 そんなわけで、ここのところいくつか新規事業を立ち上げてきた

僕にとって、この本は「座右の書」の位置を占めるに至っているわけです。

 

メルマガ、ブログやセールスレターも

この本を傍らにおいて書いています。

 

そして、今日もまた、新たなビジネスモデルのアイデアに心踊らされつつ、

ウンウンうなりながら方眼ノートに向かう秋の夜長なのでした……

 

 

 

 

ビジネスモデルキャンバス
 

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